
保守点検の方法
保守点検には、それぞれの施設に応じた様々な点検方法があります。
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目視・触診検査
まず、目で見てわかる施設の劣化の状態や異常の有無を調べたり、直接手で触れて施設の異常を点検します。道路反射鏡では、鏡面の映り込みの状況などもチェックします。
打音検査・音響検査
ハンマーによる異常音の聞き取りを行います。木材の腐朽、鋼材の腐食やボルトの緩みなどの異常がわかります。
安全領域・基準値などの測定
遊具では、安全領域の確認や安全規準値の測定、ブランコの吊金具の太さを測定し、磨耗状態を調べます。
また、照明灯等では、支柱の傾き診断や強度的に問題が無いかなどの安全度の確認も行います。
その他の機器による測定
道路照明灯等の電力回路の絶縁状態を調べるに絶縁抵抗計で計測します。
その他の検査
保守点検には、その他、分解して外側からではわからない内部の劣化の状態などを点検する分解点検や遊具の吊具部分の緩衝部強度点検などがあります。